高性能を実現したM2プロセッサが開発されました。M1プロセッサの特徴を引き継いだ次世代のプロセッサです。電力効率を改善して、性能をあげることに成功しました。
CPU、GPUが向上
CPUはコンピューターの頭脳とも呼ばれ、プログラムの動作速度を決める上で重要なものになります。GPUはより小型で特殊なコアを多数搭載したプロセッサです。コアが連携して動作するので、パフォーマンスが向上します。
CPUの高速化
CPUコアは、高性能コアが4基、高効率コアが4基搭載されています。そのため動作性能が高速化しました。処理速度が18%向上したうえに、同一の性能であれば消費電力が4分の1で動作することを実現しました。
GPUの性能向上
大容量のL2キャッシュを備えて、3.6TFLOPSの性能を実現しました。M1のGPUと比べて35%の性能向上に成功しました。競合の10コアと比較して、5分の1の消費電力で2.3倍の性能だということです。
電力効率も改善して高性能を実現
どちらも共通して処理速度の速さが向上しただけでなく、電力効率も改善して改良されました。これはユーザーにとってはストレスなく、長時間作業しなくてはならない場面でも活躍してくれるので快適に使用することができます。